前回の記事(身長を伸ばすには?)で、
身長は遺伝子因子と環境因子によって変化するとお伝えしました。
筋肉の質も同じことが言えます。
今回はこの筋肉の質についてお話ししていきます。
筋肉には大きく分けて、
瞬発的な動きが得意な速筋繊維と
持久的な動きが得意な遅筋繊維があります。
また、その色から速筋繊維は白筋
遅筋繊維を赤筋ともいわれます。
魚で例えると白身魚と赤身魚の違いで説明ができます。
白身魚の代表はタイやヒラメです。
これらは外敵に襲われたとき、
瞬時に岩場や砂地に隠れて身を守らないといけないため、
酸素を必要としない速筋繊維が発達しています。

赤身魚の代表はマグロやカツオです。
これらは24時間ずーッと泳ぎ続けなければ、
酸素供給ができなくなるため、死んでしまいます。
そのため、動き続けられる遅筋繊維が発達しています。

人間にはこの速筋繊維と遅筋繊維の数は遺伝によって決まります。
ですからスポーツにおいては数の多い方を使う競技を選択した方が
有利になります。
数は決まっていますが、太さを変えることは可能です。
速筋繊維を太くすることで瞬発力が上がりますし
遅筋繊維を太くすることで持久力が上がります。
それぞれを太くするのに、トレーニングをするのです。
しかしながら、同じトレーニングをしても遺伝的に数が多いと
競技では有利なことは明らかです。
ですから、セレクションや強豪校に入る前に
両親の身長や体重を調査されるところもあります。
遺伝子は一生変わることがないので、一度検査すればOKです。
遺伝子が全てではないですが、
知ったうえで適性に合った種目やポジション、競技スタイルを目指すことは
かなり有効だと考えます。
説明、アドバイス、カウンセリング付きの遺伝子検査をご希望の方は

ブログの内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ無料のメールマガジンのご登録をオススメします!
↓↓↓↓↓

スポンサーリンク
スポンサーリンク